夏の源流ビバーク 2021
梅雨が明け盛夏の源流釣行のシーズンがやってきた!
オリンピックが開幕する連休を利用して2泊3日の源流ビバーク釣行へ行ってきました。
今回の目的地は、台風や大雨の影響でアクセスや渓が被害を受け3年の時間を空けて訪れる渓。
いろんな方々のSNSの情報からはまだ被害の跡が残っているようだがこの渓のヤマトに会いたくて決行しました。
今回もいつものジキルさんとあっちゃんにご同行いただく。
楽しい旅になりそうだ♪
まだ暗い3時過ぎに車止めに到着し、ここからは機動力でロングドライブ。
20kg近くある荷物が肩に食い込みかなりシンドい状況だがこの先の出会いへの思いが大きく勝りペダルをこぐ足に力が入る。
ようやく山に陽が差してくるころ小休止。
そして、とある地点からは機動力を使えない状況となり徒歩で進む。
途中渓へ降りたり、林道へ登ったりを繰り返しようやく今日のテン場に到着する。
テントを設営し、
早めのランチ。
本日はざるそば定食♪
源流も盛夏の昼間はさすがに暑いので、こういう時はやっぱり冷たいそばがいいですね。
そして夕食までの釣りタイム。
と思いきや・・・
この時期は昼になると夕立のような雨が降る。
ただすぐに止むのでタープの下で雨宿り。
1時間経っても止まない・・・。
そして目の前の渓がコーヒー牛乳に・・・。
釣りは明日集中して楽しみますか。
そうと決まれば火をおこして一杯やりましょう~。
本日の夕食はドライのズッキーニ、トマト、オニオン、ガーリックとベーコンのトマトソース炒め。
酒が進みます♪
一日の移動の疲れで19時過ぎには就寝。
翌朝は快晴!
お湯を入れてすぐにできる朝食をすませ、いざ渓へ!
釣行開始地点までは1時間強の歩きだが、途中の状況はかなり荒れている。
崩落個所がいくつかあり、渓相もかなり変わってしまっている。
釣りを開始して1時間。全く生命反応がない・・・。
ここ数年の大雨で流されてしまったのか・・・。
いやな予感がする中ようやくジキルさんのルアーにヤマトがヒット!
それを境に全員に反応が出始める。
この渓特融のグレーバックのキレイなヤマトだ。
厳しい環境の中で生き延びてくれていたことにホっとする。
この2つの淵では、
尺&泣き尺が連発!
この渓に来てよかった。
ランチは辛ラーメン&チャーシュー♪
と、空が快晴からいつの間にか暗い雲に。
これは降るな、と下山の準備をしているとやっぱり昼過ぎの大雨が。しかも雷つき。
雨宿りと移動を繰り返しなんとかテン場まで戻ってきたが、やはり源流行でのにわか雨は増水による遡行困難などのリスクをともなうため早めの決断が大事だと痛感した。
夜は川の恵みを少しいただき、焚火を眺めながらウィスキーをチビチビやりながら夜中までジキルさん、あっちゃんと楽しい会話が続く。
本当に贅沢な時間だと感じる。
翌日は帰るのみの予定。
命の水を途中いただきながら、ゴール直前でジキルさん、あっちゃんのタイヤがパンクするアクシデントもありながらも無事今年の盛夏ビバークが幕を閉じました。
今年も充実した釣行でした!